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第34章 姫華　66歳

この章のあらすじ

姫華(66)はボランティアで歌謡曲を歌唱する歌手。
姫華というのは芸名で本名ではありません、
見た目も若くみられるので本当は66歳なのを
55歳と偽って活動していた。

ボランティアの訪問先は
ディサービスなどの介護施設です。

下手すれば自分だってお世話にならなければいけない年齢ですが
偽った年齢のように若々しくいつまでも現役で活動したいと頑張っていた。

その日もボランティアで訪問して
歌唱を終えて帰ろうとしたら突然の雨が…
弱りきっているところへ
施設の若者が駅まで送ると申し出てくれました。