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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第4章 千夏 22歳
男性は年の頃は30代半ばでしょうか?
いえ、もしかすると40代かもしれません。
体を鍛えているのでしょうか、
褐色の肌に発達した胸の筋肉…
お腹は20代前半の夫が恥ずかしくなるほどに
見事に割れていました。
「お体…鍛えられているんですか?」
ちゃんと向き合って目をそらさずにお話してますよと、これで失礼ではないでしょと
彼の体の事を褒めてみました。
「ええ、鍛えています
なんてたって男はパワーが必要ですからね
パワーがなければ女も抱けませんし」
湯の中の私の裸体に視線を落として
彼は凝視してきます。
その目つきがなんだかいやらしくて…
「あれっ?入浴前に飲んだ栄養ドリンクが効いてきたのかな?
勝手にアレが勃起しちまうよ」
見れば股間を隠すタオルを押し上げるように
くっきりと形を浮かび上がらせて
ムクムクし始めていました。
まるで私に誇示するようにやがて勃起したシルエットはタオルを押し退けるかのようにピコンピコンと跳ね始める。
目をそらせばいいだけなのに
のぼせちゃったのか、私はソレから目が離せない。