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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第37章 マイカ 19歳
彼に全裸を見られる。
胸を両手で隠していたけれど
そっと手首を掴まれて左右に開かれる。
「マイカさん、綺麗なな胸だね」
嘘に決まっている。
夫にいたぶられて変形して伸びてしまった乳首…
そんな乳首を彼は、そっと口に含んだ。
「ん、あっ…」
自分でも恥ずかしい声が出て、
思わず、私は、自分の指を噛んだ。
「指、痛くなっちゃうよ」
私の指をどけて、彼は、困ったように笑った。
「それに、指を噛んでたら
僕は君の可愛いエッチな声が聴けないでしょ?」
耳元で囁かれた、甘えるような言葉。
その吐息にすら、感じる。
「うふんっ…」
演技ではなく自然と甘い声が漏れた。
「ね?もっと聴かせて」
耳が弱いことに気付いたのか、彼はその後も、
私の耳をひとしきり責め、ついに手は胸から私の下腹部へと滑っていった。
彼は、優しく、私の秘部に指を這わせた。探るように、蕾(つぼみ)の付近をなぞる。
「あ、ああっ、んっ」
肥大したクリトリス…
何もせずとも普段から包皮から顔を覗かせている。
声をあげる私に、クス、と笑って、
「濡れてる」と囁く彼に、私は頬が熱くなるのを感じた。
「気持ちいい?」
うなずくと、彼は
「とても可愛い」
そう呟いて、耳から唇を離した。
私をベッドに寝かせると、ゆっくりと脚を広げて行く。
「いやっ、見ないでっ」
恥ずかしくて声を上げると、彼は、
「どうしてなの?マイカさん、すごく可愛いよ。
君のココ…綺麗な色してる」
そう言って、私の飛び出ている敏感な蕾に舌を当てた。
ビリビリと電流が走るように、
一気に快感が押し寄せてきた。