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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第40章 夏蓮 28歳
「ああ!くそっ!逝きそうだぁ!
いいですか、僕と呼吸を合わせるんですよ!」
「はいぃっ!一緒にイキますぅ!
ああん!逝きそう…逝っちゃいます!!」
そして終演の時が、あっという間に訪れました。
「出すよ!いいね、ちゃんと子宮で受け止めて下さいね」
「はいっ!マエストロの精液ぃ!…
ドビュドビュ私の中に出して下さいぃ!」
ラストスパートで腰を打ち付ける速度を上げるマエストロ…
それに呼応して私も一緒に動く。
「…あああっ!出る!ううっ!」
「あぁぁぁんっ!」
不意にマエストロの腰の動きが止まる。
ドビュビュッ!
「で、出てるぅ…!濃い精液…
おたまじゃくしが私の中で泳いでるわぁ!!」
私も彼と一緒に全身を痙攣させながら絶頂に達した。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
彼は射精後、呼吸を整えてから、
自身のイチモツを抜いた。
大量の精液が割れ目から、
床めがけてポタリポタリと零れ落ちた。
その夜から
連夜のように私とマエストロの特訓という名の会瀬が続きました。
夫は連夜のように私が不倫しているなんて
考えてもいないようでした。
私がコンマスとして復帰するためならと
不審がるどころか
頑張れよと応援さえしてくれていました。