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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第44章 芙美子 33歳
この先に自販機があると茂子さんは言ったけど
歩けども自販機なんて見当たりません。
「道、間違えちゃったのかしら?」
「自販機なんてないよ」
「えっ?」
それぞれのパートナーを引き離すための嘘さ
そう言って茂子さんの旦那さんは私に抱きついてきて浴衣の上から尻を揉み始めた。
「ちょ、ちょっと冗談はよしてください」
「冗談なんかじゃねえよ
ここの祭りはね、一晩だけ誰とセックスしてもいいという祭りなのさ」
「なんですって?」
「神輿を担いでいた男たちは褌を弛めてチ○ポを見せていたろ?
あれは女たちに自分の道具を見定めてもらうためなのさ」
あんた達が隣に引っ越して来てから
ずっとこの日を楽しみにしてたのさ
旦那さんは褌(ふんどし)を弛めてペニスを引っ張りだすと無理やり私にソレを握らせました。
褌を締めてくれと、うちに全裸で飛び込んできた時にソレを見てデカイのは知っていましたが
勃起しているソレはふにゃチンの時よりもはるかにデカくなっていました。
「これはレイプじゃないよ
島民が仲良くなるためのいわゆる風習ってやつだ。これであんたも島民の仲間入りって訳だよ」
旦那さんが浴衣の裾を捲って手を股間に忍ばせてくる。
「あんたの旦那も、今ごろは家内に食べられている頃さ、だから気兼ねなくあんたも俺に抱かれりゃいいんだよ!」
漁の縄を引き上げるために、その指はゴツゴツしていて、夫とは違う触り方に体が痺れてしまいました。