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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第44章 芙美子 33歳
「あぁ~ん!いい!すごく気持ちいいわぁ!」
少し離れた繁みから
茂子さんの悩ましい声が聞こえてきました。
「お宅の旦那さん、セックスが上手いのかい?
うちのやつをあそこまでいい声で哭かすなんてよぉ!」
そ、そんな?!
夫が茂子さんを抱いているの?
イヤ!いやよそんなの!
信じたくはないけど、
「あぁ~!奥さんのおま○こ気持ちいい!!」と
夫の声まで聞こえ始めたので
茂子さんを抱いているのが丸わかりでした。
「あっちはあっちでよろしくヤってるんだからよぉ、こっちも気持ちよくなりましょうや」
クリトリスを叩いていたゴツゴツした太い指が
私の陰唇を掻き分けて中に潜り込んできました。
「い、痛い!!」
激痛が突き抜けました。
当然です、まだ濡れてもいないのに
無理やり指を挿しこんでくるんですから。
「あんた、濡れない性質(たち)なのかい?
なんなら俺が舐めて濡らしてやろうか?」
髭もじゃの顔が股間に潜り込んできました。
髭がサワサワと内ももと大陰唇を撫で付けます。
夫も綺麗に髭を剃る人でしたし、
髭面の男にソコを舐められるのは初めてで
不快な中にちょっぴりくすぐったいような不思議な感じでした。