この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第6章 眞由美 30歳
次に私が意識を取り戻した頃、
私は全裸にされていて、
両手を後ろで拘束されていました。
口にはタオルのような布きれが丸められて放り込まれていて、声を出すことさえ出来ませんでした。
そんな私を囲むようにして、3人の男たちが輪を作っていた。
「おっ!気が付いたみたいだ。
それじゃあ仕事を始めようか」
私をナンパしてきた彼が、
言葉と同時に私の身体に手をかけた。
「んんーっ!んぅー!!」
私は目を見開き、
彼の手から逃れようとするが、
それは無駄なことでした。
彼が「仕事」と言ったのは
動画撮影のようです。
私の目の前には三脚に固定されたビデオカメラが
私を狙っています。
「あんたさあ、美人だからいい値段で動画を買い取ってもらえると思うよ」
彼は乱暴に私の身体を押さえ付け、
うつ俯せで尻を突き出すような体勢にさせた。
「ンゥーッ!!!」
私の悲痛は呻き声となって部屋に響いていた。
たぶん、どこかのラブホテルなのでしょう。
拘束された私はベッドの上に寝かされていたのです。
彼はすでに上半身が裸で私に見せつけるようにデニムを下着ごと下ろし、
下半身を露出させると、すでに半勃ちになっていた自らの黒ずんだ性器を、片手でしごき勃たせ始めていた。