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最愛の人
第34章 仕上げ
目を覚ますと、また知らない部屋。
記憶からすると…藤田様の所だと思います。
目が覚めたものの、体に力が入らず声も出ないようでした…

どうしたらいいかと考えていると、こちらに近付く足音が聞こえてきました。

『やっぱり起きたのね。
そろそろ起きる頃だと思ってたのよ。
体動かないでしょう?
でも、明日には動くようになるそうだから安心なさい。
今日はそのままで良いから、休みなさい。
杉を呼んでくるわね』


暫くすると杉様がみえ、体の怪我の説明を受けました。
お尻とお腹の打撲が酷いことと、喉と子宮に炎症を起こしているため熱が出る可能性があるとのことでした。

『もう少し休みなさい』


目を閉じると眠ってしまったようです。


白い霧の中に一匹のチワワ。
何かに怯えているのか、震えている。
霧が晴れると…チワワの周りをドーベルマンが囲っている。
よだれを滴ながらチワワに近付くドーベルマン。
そして…一斉に襲い掛かっていく…


っつ!
叫びながら目を覚ましたつもりが、声が枯れているのか声が漏れることはなかった。
身体中汗だくになっていて気持ち悪い…
夢に魘されるなんて…


このチワワの夢に何度も魘されることになることを、この時は知らなかった。

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