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最愛の人
第35章 新生活
『ふっ、バカな奴め。
何をされるかわからない恐怖をそんなに早く味わいたいのか。
望みの通りにしてやる。

愛莉、そこのバッグに道具が入ってる。
まずは小さい方の耳栓を取ってくれ』

土井様は耳栓を少し奥に詰めるともう一つの耳栓を入れます。
目隠しをすると全面マスクを被らせ鼻と口にも器具を付け、全身の固定をよりきつくしていきます。

「土井様、それ以上きつくなさるとNo.1の骨にダメージがあるかと思うのですが」

『おっと!癖で折るつもりになってた。
愛莉、サンキューな。

にしても、No.1の愛莉への態度は酷いもんだな。
よほど海斗を奪われたと恨みをもってるな』

「えっ!?」

『言ってなかったか?
こいつは海斗に迫ってたんだよ。
愛莉と出会う前からな。

愛莉は知らなくて当然だが…こいつは海斗を好きなくせに会社の金を横領してたんだ。
横領がバレて、海斗も手に入らないと思ったこいつは海斗を襲ったんだ。
まあ、海斗には怪我もなくこいつを拘束する余裕まであったから心配はいらないが。

こいつは身内もいなくて、金もない。
ましてや、この性格と来たもんだ。
それで躾をしてやることになった。
だからだ、愛莉。
遠慮はいらん、お前の役目を果たせ』

「かしこまりました」

『よし。
愛莉、お前のその目気に入った』


この時、No.1への憎しみが生まれたことはその後の私にとって軸になったのでした。
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