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第37章 管理者と奴隷

翌日、藤田様によるNo.10の中間試験が始まりました。
よ予想通り掃除洗濯、着付け、華道は無事に合格させることが出来ました。

『No.10、最後は料理の試験ね。
メニューは、肉じゃがとほうれん草のごま和え、鮭の塩焼きに白飯、味噌汁をお膳にして５人分。
難しい内容ではないでしょう？
制限時間は、２時間よ。
隣の座敷に並べておくように。

愛莉は一緒にいらっしゃい』

「はい。
それではNo.10頑張るのよ？」



『愛莉、No.10の料理はどうなの？』

『藤田様、合格は難しいかと…
アドバイス頂きましたのに、申し訳ありません』

『まあ、味をみてみないことにはね』


１階に降りると土井様がNo.9へ調教中でした。
足をM字に固定され、吊して鞭を打っているようです。