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最愛の人
第38章 目に見えない傷
これって軟禁っていうのかな?
いや、監禁か?
いつまでここにいるのかな?
このまま死んじゃうのかな?
ひとりだ…ひとりかぁ…
みなって?かいって?
一人のときは意味のわからないことばかりを考え、
ご主人様との時間には何も考えない、考えたくない。
食事も喉を通らなくなると、莉華さんの顔に青アザが増えていき…
私のせいかな?と無理して食べると青アザがなくなっていきました。
莉華さんの監視の元、全てを食べ終え莉華さんが部屋を出るとトイレへ駆け込んで吐き出す日々。
こんな日々を2ヶ月近くしていました。
ご主人様は半月ほど前から再び姿を見せてくれていません。
『愛莉さん、この部屋から出てもいいそうです。
部屋に戻りましょう』
「………はい」
私の部屋だった所は、何も変わっていないのに…
他人の部屋に来たような気分です。
また時間がたち、さらに二週間が過ぎた時でした。
いや、監禁か?
いつまでここにいるのかな?
このまま死んじゃうのかな?
ひとりだ…ひとりかぁ…
みなって?かいって?
一人のときは意味のわからないことばかりを考え、
ご主人様との時間には何も考えない、考えたくない。
食事も喉を通らなくなると、莉華さんの顔に青アザが増えていき…
私のせいかな?と無理して食べると青アザがなくなっていきました。
莉華さんの監視の元、全てを食べ終え莉華さんが部屋を出るとトイレへ駆け込んで吐き出す日々。
こんな日々を2ヶ月近くしていました。
ご主人様は半月ほど前から再び姿を見せてくれていません。
『愛莉さん、この部屋から出てもいいそうです。
部屋に戻りましょう』
「………はい」
私の部屋だった所は、何も変わっていないのに…
他人の部屋に来たような気分です。
また時間がたち、さらに二週間が過ぎた時でした。