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最愛の人
第39章 悲劇
『おら!
いつまでくたばってやがる!』
『おいおい!
お前もそろそろあいつみたいに頑張れよー』
『そうだそうだ!
ここにいるお前らの中で根性があるのはあいつだけだな!
見習えよ!』
グチュッグチュッ!
『あぁっ!出る!
ッツ!うっ!飲み込め!
何度咥えさせても、お前が一番だな。
勿体無いことをしたよ…美鈴』
「はぁ、はぁ……」
『お前は明後日、売られる事になった。
最後の一日だ、楽しませろよ?』
ここで目が覚めたとき、目の前には陵がいた。
いや、あの時首の後ろを殴ったのも陵だった。