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最愛の人
第39章 悲劇
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腕の中で気を失った愛莉。
ちょうど来た杉さんに見てもらうと…
『すぐに連れていく!』
杉さんにはすぐに後を追うことを伝え、愛莉が気を失う前に言っていた部屋へと向かう。
中には……
また幼い女の子が裸で縛られていた。
だが、妊娠している女はいない。
なるほど!
「土井!明日の場所へ向かってくれ!
おそらくそっちにも女がいる!」
『まじかよ!わかった!』
「佐伯はこっちの子を頼む。
久瀬はあいつらを屋敷に連れていってくれ。
堂上先生、申し訳ありませんが愛莉に付いてやってもらえますか?」
『お前は行かんのか?』
「行きたいのは山々ですが、愛莉が最後に途切れ途切れ訴えたのは、女達のことでした。
せめて目処をつけてから向かいます」
『わかった。
安心せい!愛莉は強い。
赤ん坊も強いじゃろう。
なんせ、この場所を伝えたのは赤ん坊だろう?
母親を助けたかったんじゃ。きっとな』
腕の中で気を失った愛莉。
ちょうど来た杉さんに見てもらうと…
『すぐに連れていく!』
杉さんにはすぐに後を追うことを伝え、愛莉が気を失う前に言っていた部屋へと向かう。
中には……
また幼い女の子が裸で縛られていた。
だが、妊娠している女はいない。
なるほど!
「土井!明日の場所へ向かってくれ!
おそらくそっちにも女がいる!」
『まじかよ!わかった!』
「佐伯はこっちの子を頼む。
久瀬はあいつらを屋敷に連れていってくれ。
堂上先生、申し訳ありませんが愛莉に付いてやってもらえますか?」
『お前は行かんのか?』
「行きたいのは山々ですが、愛莉が最後に途切れ途切れ訴えたのは、女達のことでした。
せめて目処をつけてから向かいます」
『わかった。
安心せい!愛莉は強い。
赤ん坊も強いじゃろう。
なんせ、この場所を伝えたのは赤ん坊だろう?
母親を助けたかったんじゃ。きっとな』