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最愛の人
第39章 悲劇
「ご、じ、さま、ごめ、な、い」
「あか、ち、ご、んね」


「っ!あいり!」

「…………」


うわ言で謝っている愛莉。
お前は何も悪くないのにな……
ごめんな?

目の端から流れる涙を吸い取るようにキスをした。
早く元気になってくれ。
元気になったら、伝えることが沢山あるんだ。


「愛莉、愛している」



『海斗、堂上と冴子は明日来るようにと帰したよ。

火傷が少々酷いから2日は眠らせようと思う。
子供にも影響はないようにするから安心しろ』

「杉さん、ありがとうございます。
愛莉を頼めますか?

一度屋敷に戻り保護した女の様子を見てきます。
和斗に声を掛けていますが、場合によっては杉さんも治療をお願いします」

『わかった』



屋敷に戻ると、まずは女達の元へ。

「佐伯、和斗、どうだ?」

『まずはこちらの監禁場所には
小学生5名
中学生10名
16歳以上は10名

口を揃えて“あのお姉さんは?”と聞いてきます。
小学生の子は服を着ていないだけで特には何もされていませんでした。
中学生の子は残念ながらレイプされていましたが…心を病んでいる者はいないようです。

16歳以上の子は、こちらでフォローが必要です』

「あのお姉さんというのは愛莉のことか?」

『おそらくそうです。
美鈴さんっと言っている者もいましたから』

『傷の処置はしたが、問題は心の方だな』
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