この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
最愛の人
第39章 悲劇
────────────────
急に暴れだす愛莉を抱き締めるが、ますます暴れる愛莉。
ずっと“きたない”と叫んでいるが…
なぜだ?
ここまで拒否する理由は?
『愛莉ちゃん!
海斗離すなよ!
よし!愛莉ちゃん寝ていいからね。
何があった?
きたないってなんだ?』
「わからないんです…
一昨日助け出したときも、きたないと暴れていました」
『様子を見て、カウンセリングを受けた方がいいかもしれんな。
手配しておく』
「愛莉。
お前を苦しめてるのは何なんだ?
俺なのか?
でも、手離してやる事は出来ない。
すまない」
その日愛莉は起きなかった。
次の日、目を覚ますと昨日暴れた記憶はなくなっていた。
「ご主人様、本当に申し訳ありませんでした」
美那の事を話すと、自分が誤解してしまっていたことに気付いたのか…
目に涙を溜めて謝る愛莉。
「お前だけが悪いわけではない。
俺が何も言わなかったのが悪いし、全て携帯で連絡していた俺が悪い。
体が良くなったら、愛琉の所に一緒に行こう。
俺の新居にも案内する」
「ふふっ!
楽しみにしてますね」
愛莉。
無理して笑うな。
頼むから……
「愛莉のカウンセリング、お願いします」
急に暴れだす愛莉を抱き締めるが、ますます暴れる愛莉。
ずっと“きたない”と叫んでいるが…
なぜだ?
ここまで拒否する理由は?
『愛莉ちゃん!
海斗離すなよ!
よし!愛莉ちゃん寝ていいからね。
何があった?
きたないってなんだ?』
「わからないんです…
一昨日助け出したときも、きたないと暴れていました」
『様子を見て、カウンセリングを受けた方がいいかもしれんな。
手配しておく』
「愛莉。
お前を苦しめてるのは何なんだ?
俺なのか?
でも、手離してやる事は出来ない。
すまない」
その日愛莉は起きなかった。
次の日、目を覚ますと昨日暴れた記憶はなくなっていた。
「ご主人様、本当に申し訳ありませんでした」
美那の事を話すと、自分が誤解してしまっていたことに気付いたのか…
目に涙を溜めて謝る愛莉。
「お前だけが悪いわけではない。
俺が何も言わなかったのが悪いし、全て携帯で連絡していた俺が悪い。
体が良くなったら、愛琉の所に一緒に行こう。
俺の新居にも案内する」
「ふふっ!
楽しみにしてますね」
愛莉。
無理して笑うな。
頼むから……
「愛莉のカウンセリング、お願いします」