この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
最愛の人
第40章 未来
────────────────
「はい」
まさかの病室でのプロポーズになってしまったが、愛莉の返事はイエス。
まぁ、ノーとは言わせる気はなかったけれど。
にしても、愛莉の訴えには…参った。
“寂しい”
確かにそうだよな…
まだ18の少女だった愛莉を、ノーと言えないような雰囲気でほぼ無理矢理引き込んだ。
なのに、出張だと佐伯に置いていった。
あの時は自分の中で反省したつもりだったが、ちゃんと口にしてやればよかったんだな。
その後も、先生の所に行かせたり。
愛莉と一緒に居た時間なんて無いに等しいんじゃないか?
犬に襲われる夢…あの時のことだよな?
少し前にもしかしたらトラウマになっているかも?と思ったことがあったのに、放置してしまった。
俺は馬鹿だな。
もっと良く見ていたら、愛莉の気持ちを察していたら…
こんな事態にならなかったかもしれないのに。
だが、その分これからはウザいと思われるほど一緒にいてやる。
「愛莉、好きだ。
これからもずっと愛してるよ」
「ご主人様、私も大好きです。
これからもずっと愛しています」
「はい」
まさかの病室でのプロポーズになってしまったが、愛莉の返事はイエス。
まぁ、ノーとは言わせる気はなかったけれど。
にしても、愛莉の訴えには…参った。
“寂しい”
確かにそうだよな…
まだ18の少女だった愛莉を、ノーと言えないような雰囲気でほぼ無理矢理引き込んだ。
なのに、出張だと佐伯に置いていった。
あの時は自分の中で反省したつもりだったが、ちゃんと口にしてやればよかったんだな。
その後も、先生の所に行かせたり。
愛莉と一緒に居た時間なんて無いに等しいんじゃないか?
犬に襲われる夢…あの時のことだよな?
少し前にもしかしたらトラウマになっているかも?と思ったことがあったのに、放置してしまった。
俺は馬鹿だな。
もっと良く見ていたら、愛莉の気持ちを察していたら…
こんな事態にならなかったかもしれないのに。
だが、その分これからはウザいと思われるほど一緒にいてやる。
「愛莉、好きだ。
これからもずっと愛してるよ」
「ご主人様、私も大好きです。
これからもずっと愛しています」