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最愛の人
第40章 未来
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こんなにも穏やかな時間があるなんて、俺の人生では考えられなかった。

愛莉の病室での俺は、今までの俺からは考えられない姿だろう。

でも、それもいいかもな。
いつも冷酷、冷静、堅物なんて言われているが、

愛莉の、家族の前ではアマアマ、デレデレでもいいかもしれない。



その分、調教師としてはさらに冷酷、冷静になろう。
男5人と加藤郷。
母親と妹、あいつら8人はどう調理してやろうか?

あと、“客”のリストもできたと連絡がきた。
その客と売られていった女の現状調査もしないとな。


愛莉の背中の傷にキスをしながら、そんなことを考えていた。
愛莉、お前の仇は取ってやる。


「そういえば、あの男達はどうなったんですか?」


思いもよらない問いかけがあるまでは、俺が仇を取ってやると思っていた……

「ん?なぜだ?」

「まさか、まだなにも罰をあたえていないのですか?」

「いや、土井が管理しているが…」

「ご主人様!生緩いです!
あんな男達には罰を与えてください!
死んだ方がマシだって思うほどの罰を!」

「愛莉、落ち着け。
落ち着いて思っている事を言ってみろ」

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