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最愛の人
第41章 罰
「まずは体力の回復が最優先だ。
三日間は何もしないが、下着も与えない。
その出血量では血だらけになるが、衛生面で危険だからこの椅子に脚を開いたまま固定する。
ついでに手も固定する。
そのまま何もしないで過ごせ」
覚悟はしていました。
子供から引き離される覚悟。
ついさっきまでは、体が繋がっていたのに…
もうすでに心が張り裂けそうになる。
あの小さい赤ちゃんをこの手で触れたのは、ほんの数分。
体は楽ではないけれど、心の方が痛い。
あの子は泣いてないかしら?
お腹はすいていないかしら?
ちゃんと寝ているのかしら?
私が悪いし、私が罰を望んだのに…
すでに後悔。
でも、それよりもなによりもご主人様を信じれなかった後悔。
食事は茉莉さんが持ってきて、食べさせてくれます。
溜まっている出血量や尿を確認し、おっぱいをマッサージ。
『愛莉さん、おっぱい辛くなってきましたね。
ごめんなさい、これを付けるようにと指示されていますので、付けますね?』
「うぅー!」
『ごめんなさい、スイッチは最大でと言われているので…』
「茉莉さんが謝ることないわ。
私がごめんなさい。
辛い思いをさせてしまって…」