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第42章 パパとママ

「

そうか…愛莉には何でも見せて良いんだよな。
主と奴隷もだが、夫と妻でもあり、父と母でもあるんだもんな。

俺があまりにも何かに拘り過ぎていたのかもな…
愛莉、気付かせてくれてありがとう。


でもな？」

「……なんで、すか？」


ヤバい！何が地雷を踏んだかも！


「デレデレは自覚していたが、可愛い？
俺が可愛いのか？」

「えっ？あっ！
いや、んーと、えーと………

はい。可愛いと思ったことあります…」

「そうなのか……
まさか可愛いと思われていたとは…

愛莉、その気まずそうな顔はなぜだ？」

「だって、ご主人様を可愛いなんて言ってしまって…
気を悪くされていないですか？」

「愛莉になら許す。

まぁ、愛莉の方が可愛いからな。
可愛い愛莉を美味しくいただこうとするかな？」

「えっ！

……どうぞ？」