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最愛の人
第42章 パパとママ
一度だけ、外見を見たことがあるお家に着きました。

「愛莉、ここがお前の、俺たち家族の家だ。
さぁ、入ろう」

「はい」


初めて入る新居。
玄関は広く、一階にはリビングキッチン、お風呂、客間、ご主人様の書斎がありました。

二階には、寝室、個室が6部屋。


「なんだかとても大きいお家ですね?
子供がたくさん産まれてもこまらないですね!」

「この家を建てたときは、子供は諦めていたんだがな…
何はともあれ、実が産まれたから一部屋は埋まるな。

寝室と一部屋は繋げておいたから、ここが愛莉の部屋だ。
二階は特に問題はないだろう。
下りるぞ」

「はい」

ご主人様について書斎に入っていくと、鍵付きの扉の前に行き鍵を開け始めたご主人様。

「この先は、愛莉の為の部屋だ」

「あっ!調教、場所?」

「正解!さぁ、どうぞ?」


中に入ると、まさしく調教部屋ではなく。
あれ?と思っていると…

「こっちだ」

階段を下りていくご主人様の姿がありました。

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