この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
最愛の人
第43章 繋がり
翌日のお昼過ぎ、社長室の扉が開きました。
中に入ってきたのは……

ひとりのがっちりした男性。
その男性の左目は…光のない義眼でした。


「どうぞ、お入りください」

『失礼します』

「まず仕事の話ではなく、この私の妻の話をさせてください」

『……きみは、あか、り?
………………なわけないな…』

「朱莉さんの娘ですよ。


そしてあなたの娘でもあります」

「はじめまして。
愛莉と申します」

『そうか。
君が朱莉の子供が…
お母さんによく似ているね』

「愛莉と言うのは、本名ではありません。
私がパートナーとして付けた名です。

本名は美鈴」

『みすず?』

「美しいに鈴と書きます。
お父さん……」

『美鈴…
君とお母さんは無事に幸せか?』

「母は、亡くなりました。
色々と苦労はしましたが、幸せでした」

『そうか。
美鈴、すまない。
何もしてやることができなかった…
本当に申し訳ない!』

『まったくじゃ!』

『!おやじ?』

/647ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ