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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第37章 『夫婦円満本舗の慰安旅行~城崎温泉~』
休憩しながらも作業をしている
真奈美にほどほどにするように
声を掛けてから、仁は本舗を後にした。
卯月先輩の事務所は三宮の一等地にあるから
ここから届けに行くなら電車で行く方が
車で行くより楽かも知れない…。
三宮の駅から歩いて5分ほどの
場所にある弁護士事務所まで
SDカードを届けに行っただけなので
用事自体は大したことはないんだけど。
報酬の方は…完成したDVDと
引き換えにお支払いいただくと
言うことで話を付けて帰って来た。
頑張ってくれている真奈美ちゃんに
オムライスでも作ろうかと
材料を買って本舗に戻ると
真奈美ちゃんは集中してるのか
僕が戻った事に気づいていないみたいで。
僕が事務所のキッチンで料理をしてても
集中して作業をしている様子だった。
オムライスが完成してから
作業をしている真奈美ちゃんに声を掛けた。
『ねぇ…、真奈美ちゃん。
そろそろお昼にしない?』
「えぇ?じ、仁さん?
え?戻ってたんですか?
え?いつの間に?
え?オムライスって??え?」
僕が戻って来ていた事にも…
戻って来た僕がオムライスを
作っていた事にも気づいてなかった
真奈美ちゃんからすれば…。

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