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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第8章 『仁さんの初体験』
『ちッ…、茂木…、
お前の所為でチンコ萎えたし…』
明かにお前の下で組み敷かれてた
女子高生は安心した顔してるけどなとは。
敢えて言わないで置いてやるのは、
僕なりのコイツへの優しさ…みたいな物だ。
シャッター音と、僕の登場で
射精寸前だったチンコも萎えたらしく。
溝口が…ブラブラさせながらこっちを
もうちょっとだったのに邪魔するなと
言いたげな顔をして見て来る。
溝口は…あの…例の一件から、
すっかりグレてしまって居て、
中学になってからは不良グループの
リーダーにまでなって居たんだけど。
『たまたま、
下駄箱の所で一緒になったから。
旧校舎、幽霊が出るって噂があるし、
怖いから付いて来てって…言われて来ただけ。
それよりさ、柏葉の靴…溝口知ってる?』
当然…僕は彼がグレた理由を知ってるし、
彼の性癖を歪めた対象も知ってるから。
『お前ッ…S組の茂木だな?特進クラスの。
ここは…お前みたいな…勉強しか
できねぇやつが来る所じゃねぇんだよ』
『柏葉だけ、置いて帰って
勉強でもせっせとしてな。真面目君はよ』
この2人も三下ムーブがヤバいなと思いながら。
この2人とも、面識が無かったので。
自分が意外と
名が知れてるのだと…知ったのではあるが。