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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第11章 『短小バツ1の50代のスーパー店長』
貴虎が木下を連れ行ってしまったので、
家の中には仁さんと成田景子さんと
シャワーを済ませた
白鳥美幸さんが居るだけで。
仁に呼ばれたので、
真奈美もそれに合流する。
多分被害者である白鳥さんも、
木下がどこへ連れて行かれたのか。
それが気になって居るだろうから
仁の口から説明をしてくれるのだろう。
白鳥さんの家に入ると、ソファには
まだ…ヤクザの若頭が
抜けきってない仁さんが寛いで座って居て。
景子さんが嬉しそうに、
自分のスマートフォンで
仁さんと写真を撮りまくっていて。
この恰好の仁君とデートしたいと言ってたので。
仁さんとしては、
さっきの事もあったし。
白鳥さんのフォローをしたいと
思ってる感じだったから
景子さんへの返事に
仁さんは困ってる感じだったんだけど。
「良いのよ?仁君の考えてる事なら
ちゃんと分かってるわよ?だったら
そちらの美幸さんも…一緒に行きましょ?
今日のカッコイイ、仁君は
独り占めしないで…みんなで楽しまなくちゃ。
お金だったら、私が出すからと言っても、
私の主人のカードだから大丈夫よ?
3人で…、打ち上げがてら
色々と、楽しみましょうよ?」
そう言って、ふふふと笑いながら
嬉しそうにして
景子が美幸に話しかけていて。