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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第14章 『慰安旅行・翌日』

「傷は、消化器には影響ないので、
意識があるなら、
お食事は問題ありませんよ。
お夕食お持ち致しますので、
17時半までお待ち頂けますか?」

僕がさっきの看護師さんと話をしている間も、
ぎゅううっと真奈美ちゃんが僕の上で
自分の両腕を回して腕を捕まえたままで居て。
話をしてる間の看護師さんと、真奈美ちゃんの
笑顔が怖かったのは…言うまでもないんだけど。

「まっ、真奈美も…近くのコンビニで
何か、食べる物…買って来ます…ッ」

「登院は面会時間は…20時までですので…
玄関は18時には施錠されますので、
裏口からお帰り下さいね」

僕の意識が…無いままだったから、
昨日は…一晩、真奈美ちゃんは僕に
付き添ってくれてたみたいだけど…。

その後に僕の意識が戻ったと聞いたのか、
主治医ですと名乗る、医者が病室に来て。
とりあえず、傷はそこまで深く無かったけど
出血量が多かったので、
3日後に採血をして。
6日後には抜糸が出来るからそれまでは
念の為入院して下さいと言われてしまった。

僕はもう…6日…、

ここで、入院しないとダメらしくて。
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