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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第14章 『慰安旅行・翌日』

景子さんには、今週は仕事出来ないと

お断りのLINEをして置いた。

真奈美ちゃんは、僕の意識が戻った事を

他にも連絡して来ますと、

通話をしていい場所へ電話をしに行って。


真奈美ちゃんと入れ替わりで、

さっきの巨乳の看護師さんが、

蒸しタオルを保温バックに入れて

それをワゴンに乗せて持って病室に来て。

ドライシャンプーと、

身体を清拭しましょうかと声を掛けてくれた。

別に刺された場所以外は、

何とも無いから、蒸しタオルだけ貰って。

自分でしますと言ったのだが、

点滴中だから、少々の曲げ伸ばしなら

大丈夫だがあまり腕を曲げる時間が

長くなると困るのでと。

そう言われてしまって。

身体を拭いてくれると

笑顔の圧で押し切られて。


『すいません…、おねがいします』

「じゃあ、茂木さん

お身体…拭かせて頂きますね…」


お言葉に甘えて…先に、

ドライシャンプーをして貰って居ると。

散髪屋とか美容院とかのシャンプーとは違うけど。

人に…頭…弄って貰うのって…気持ちいな…と。

ぼんやりと仁が考えていて。

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