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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第21章 『白鳥美幸のその後』

僕がそんな事をして、ある意味
商売道具にしてる腰でも…
傷めてしまわないかと…
美幸さんは戸惑っている様で。

「で、でも…、仁君……その…。
昔はね…20代の頃とかは…
それなりに…細かったのよ?
でもね…明を…産んだのもあるし…
その…色々と…弛んじゃってるから…」

『大丈夫ですって、美幸さん
そこからそこまでですよ…』

そう言って…戸惑っている
美幸さんは、年上の40代の女性だが。
女の子女の子していて、可愛らしかった。

僕も…自分の筋力はある程度
理解出来てるし、女性の体重も
スタイルを見ればある程度分かるから。
美幸さんなら…大丈夫って、
自分の頭の中で計算して言ってるしね。

お姫様抱っこをして、
美幸さんをベッドまで運ぶと。
まるで初めて、お姫様抱っこをされた
女の子の様な…、初々しいリアクションを
自分の腕の中で美幸さんは見せてくれて。

きっと…美幸さんにとっては…
今夜の…この泊りでの依頼は…、
特別な意味を持つ…依頼だろうから…。

何か…普段の依頼…の、仕事の時とは
違う事を…しないとなって…。

その辺りについての…話は…、
美幸さんの口からまだ僕は聞いてないが。

もしかしたら…だけど…、
僕が…美幸さんを…こうして抱くのは…。

今夜が…最後なんじゃないかって…。
美幸さんの…今日の一日の様子を見て
何となく…に…感じてしまっては居た…。

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