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第23章 『１１月下旬、神戸北野にて』

こっちの男も…、

その行き遅れのババアとの

結婚式の資金として貯金してる

お金を私に使ってくれるから。


かなり金払いが良くて、

会う度にいい店に連れて行ってくれるし。

プレゼントも毎回のようにくれるから、

そんなババアと別れて

私と付き合おうよって言ったら

冗談なのに本気にしててウケるとか

そんな話を…聞かされていた様だった。


その西崎さんの話を聞けば…、

森園美海は生田港斗にモーションを

掛けている傍らで、しっかりと

小林壮太と、伊藤雄介を

手玉に取って貢がせていた様だった。

その間もちゃっかりと、遊亀美月さんの

夫である遊亀正樹との関係も続けていて。

西崎さんには、ふたりは金払いは良いが

セックスのパートナーとしては、

物足りないと言うかイマイチとも

そっちの事情も漏らしていたみたいで。


色んな男と今まで付き合って

セックスして来たけど、

『まーくん』のチンポが一番気持ちいい

まーくんとは、何時も生ハメしてるとも

まーくん事遊亀正樹とのそっちの事も

西崎さんに話して…聞きたくもない話に

西崎さんも…ドン引きして…

参っていたのだそうだが…。