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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第27章 『個人パーティーのサクラ』

五十嵐が…今夜のパーティーに
特別なパフォーマーを呼んでいると
ゲスト達に僕の事を紹介していて。
ソファで寛ぎながらショーを
楽しんでいたゲスト達が、
パートナーと相談をしたりして
特別ゲストの予想をしてる様だった。
景子さんは…こう言う乗りが好きだから
ゲストはどんな人かしら?とかと
大きめの声で言いながら、
こっちをチラチラと見て来ていて。
場所を盛り上げるのに一役
買ってくれているみたいだった。
「さて、…あまり引っ張り過ぎるのも
良くないから、お呼びするよ。
あの伝説の…AV男優…JIN君に、
今夜は…特別ゲストに来て貰ったよ。
JIN君の引退もねぇ…、惜しむ声が
多かったし…僕も続けて欲しかったけど。
テレビの中じゃなくて、今日は
リアルで…皆さんにお届けできるからね…」
正体を明かされて、五十嵐が
仁に合図をして来たので。
控えていた後ろの方から、
前にいる五十嵐の横に移動すると。
着けていたマスカレードマスクを
シュルっとリボンを解いて外した。
僕が顔を出すと、ベッドの上の
新人女優と現役男優とホストが
僕の方を見て驚いた様子で。
現役の有名男優の方は、一緒の現場で
仕事を何度かしたことがあるから。
「おお、JINと一緒に仕事
できるなんて…俺も驚いたよ…」

