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人妻の愁い(憂い)
第4章 パートタイムラブ…
 ⑨

「そ、そんなぁっ…」

 ビリビリビリ…

 なんとストッキングの股間部を破いてきた…

「あぁん、や、んっ…」
 この荒々しさに…
 燃え、昂ぶり、激しく疼いてしまう。

 わたしはこんなワイルドで荒々しいセックスを…
 求め、して欲しかったのである。

 そして…

 そのストッキングを破いた穴に指先を入れ、パンティの股間部をスッと捲り寄せ…

「はあうっ、あ、っくぅんっ…」
 いきなり挿入れてきたのだ。

「はぁんっ、んあっぁぁ…」

 久しぶりの膣の中に…

 ミチミチと、熱く、固く、太くて猛々しい祐也さんの怒張が…
 めり込むかの様に挿入ってきた。

「あ、はぁ、ぁぁぁ…」

 そして祐也さんの怒張は…

 わたしの経験上、一番太くて固い…

 いや、半年間のセックスレスだったからそう感じたのかもしれないが…
 少なくとも夫のよりかは格段に大きく、固く、太かった。

 そして、まず、シャワーを浴びず、お互いの欲情の勢いのままに、いきなりストッキングを破り、下着も脱がさずに、股間部のみをズラし…

 挿入れてくる…

 それは結婚以来、わたし自身のセックスの価値観を根本的に変えた…

 いや、否定した…

 荒々しくて、ワイルドなセックスである。


「はぁぁ、ゆ、祐也さぁん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…
 彼の荒々しい腰の動きに、ベッドが激しく揺れ、軋む。

「あっ、あっ、あっ、あっぁぁぁ…」

 そしてわたし自身の奥の奥まで激しく突いてくる、怒張の長さ、固さ、太さが…
 半年振りに膣の肉が歓喜と愉悦の震えを起こしてくる。

 そして…

「あっ、あっ、はっ、はぁ、はあぁぁ、や、ん、だ、ダメ、あっぁぁぁ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 瞬く間に子宮の奥から絶頂感の、快感の波がせり上がってきて…

「んあっぁぁ、や、イッ、イクっ、イッちゃう、っくうぅぅぅ…」
 
 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 わたしは腕と脚を彼に絡ませ、しがみ付き、激しく全身に愉悦の震えを起こし、瞬く間に絶頂感を迎えた。

「はぁぁ、イクうぅぅぅ………」

 そして…

 その激しい、久しぶりの、荒々しい絶頂感は…

 わたしの心の中のナニかを壊し…

 セックスの価値観を根本的に変えたのだ…



「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 


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