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第2章 訪ねてきた料理人

ふるっ、と豊かな乳房がそこからこぼれ、淡い乳輪の残像が震えて布の上に張り出しました。

「随分恥ずかしがりな乳首なんだね……これも男の子だから？」

そう言われ、ニコルの顔がかあああっと熱くなりました。

「優しく起こしてあげるよ」

ドルードの指先が胸の上に伸びてきました。

つつ、と乳房の脇に触れ滑らかな感触が肌を滑ります。

同時に、顔を寄せてきた彼にもう片方の胸に吸い付かれ、ニコラスの小さな乳首の窪みに、細くすぼめた舌先がにゅるん、と入り込みました。

「ひゃああっ…っ」

それはニコラスにとって未経験であり…あまりにも強すぎる刺激で、背筋にゾワッ！と悪寒に似たものが走ります。

にゅるにゅると浅い内部をねぶる舌の動きに合わせて身体がピクンと反応してしまい、刺激と恥ずかしさのあまり、ニコラスの目にすぐに涙が滲んできました。

「ふ…まだ声を出すことも知らないのに、凄く感じやすいね。 まるで女の子の小さなクリトリスみたいだ」

このままでは良くないと思いニコラスが身をよじって逃れようとするも、体が強ばったみたいに上手く動けません。