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淫魔の宿へようこそ
第2章 訪ねてきた料理人
「可愛いね。とっても綺麗だよ……」
丸いお椀を思わせる白い乳房に淡い色の乳輪。
清楚なパーツのそれらの中で、乳首だけが別生き物のように、まさに性器の一部であることを強烈に主張しています。
「今の君のアソコが見たいな」
それは男の目から……少なくともドルードからすると、もっともっとと愛撫をせがんでいるとしか見えないのでした。
同時に、これではあまりにも敏感過ぎて、ニコルが壊れやしないかと心配にもなりました。
「でも見ちゃったら僕はきっと、抑えられない……こんなのはいつぶりだろう?」
それでもドルードは気の赴くまま、彼の胸に口付けました。
やわやわと時間をかけて吸い上げ、もう片方も同じようにゆるりと乳頭の側面を指先で挟んで撫であげます。
ニコラスの腰がせり出すように壁から離れていきました。
「大丈夫……気持ちいいことだけ…考えて」
今にも何かが弾けそうに唇を嚙みしめているニコラスに、ドルードは彼の耳に口を付けて穏やかに命じました。
「っ!…っ、……っ!!っ!………!!」
短い間隔で戦慄き続ける彼は今まさに達していることを示しています。
「ん…んっ…はあ…っ…はあっ……っ」
「よしよし、上手にイけたね…」
ドルードはそんな彼を始終じっと見つめていて、彼の濡れた頬を指先でそっと拭いました。
「あっ…わ、私…っ…」
「やっと素直になった?」
その瞬間、フッ……と、ドルードを取り囲んでいた空気が変わりました。
「あ………」
先程までの普通の少年に。