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淫魔の宿へようこそ
第5章 情動の意味
丸い肩と華奢な体の線……の割に豊かな乳房が形良い双丘を作り、薄い恥毛からは艶かしい割れ目が透けています。
彼女は間違いなく美しい女性の部類に入るのでしょう。
ニコルの腰周りには彼女が溢れさせた濃い染みが広がっています。
彼女のこの乱れた姿を他のインキュバスには見せたくない……
最中に彼が感じていた情動は、今から彼女を汚してしまうという罪悪感をも払拭させるものでした。
「……そんな事はどうでもいいんだ」
彼は今一度首を横に振り思考を否定しました。
そしてニコルの脇に手をつき、足の間に体を入れました。
彼女の腿から膝を持ち上げていき、充分過ぎる程潤っている蜜口にピタリと昂りの先を押し当てます。
インキュバスとの性交は痛みは感じないはずなので、それだけはドルードも罪悪感を感じずに済みそうでした。
「恨んでくれていいよ」
何度か腰を前後させるだけで弛緩しているニコルの体内に亀頭が埋まっていきます。
彼女の破瓜の徴しに気付きましたがドルードは目を閉じてそのまま膣道を進んでいきました。
「ンッ」
その瞬間にニコルはきつく眉を寄せ、ぎゅうっとすぼまった内部は彼女の抵抗を示しているかのように思えたのでした………