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淫魔の宿へようこそ
第7章 背徳を覆う淫魔の愉悦
ドルードが再び亀頭を沈めて浅い部分を回すように動きました。
「すごく狭い」
ため息交じりの彼の声がしてまた抜かれ、息つぐ間もなく貫かれます。
合わさるごとに響く音に、ニコルは耳からも犯されているような気分になってしまいました。
「ああっ! やっ、やめ……」
「やめないよ、セシリア。 君のここがもっと柔らかくなるまでね」
そう言って何度も何度も同じ動作を繰り返します。
先端の太いところが入り口を通り抜ける時が一番苦しいのですが、その後は比較的楽になるので、ニコルはそこまで耐えようとその都度必死で歯を食い縛りました。
次第に動きがスムーズになってきます。
そのうちにニコルから徐々に息苦しさが消え、別の感覚が生まれてくるのです。
ずちゅっ……ずちゅっ……そんな音が耳に届くと恥ずかしさのあまり耳を塞ぎたくなりますが力が入りません。
代わりに固く目を閉じてやり過ごすことしかできません。
荒っぽくも甘く身を貫かれる抜き差しに頭の中まで掻き乱され、思考が焼けついていくようです。
「ふぁ、あんッ……あぁん!」
切っ先で内側を擦られるのがたまらなく気持ち良くなってきて、ニコルは我を忘れそうになってしまいます。
けれどもドルードはわざと浅い抜去を繰り返していて、奥まで届いてくれませんでした。