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千一夜
第18章 第四夜 線状降水帯 ②
 伊藤は何度も何度も碧の体を舐めるようにして上から下まで見た。碧は薄っすら笑っていて、伊藤に裸を見ないでくれとは言わなかった。それどころか自分の裸を見てくれという碧の強い意志を伊藤は感じた。
 美しい体だった。碧の体はとても綺麗な線で作られていた。形の良い豊満な乳房と割れ目を隠す黒々とした碧の陰毛には、卑猥な伊藤の目が何度も止まった。
 ごくりと伊藤が唾を飲み込んだ。これで終わるわけがない。必ず碧は自分を誘ってくる。そういう確信が伊藤にはあった。碧の体を愉しむことができる。夢の中で伊藤は自分の男根がすでに勃起していることに気付いた。
 しばらく碧は立ったまま伊藤の方を向いていたのだが、碧はその場でゆっくり体を回転させていった。碧の後姿にも伊藤は口をぽかんと開けて見とれた。くびれのライン、そしてプリッとした大きめのお尻。すべてが完璧だ。
 やはり碧は自分に裸を見せつけている。伊藤はそれを強く感じた。
 夢の中で急にEDMが鳴りだした。伊藤は一瞬びくりとしたが、碧が音楽に合わせて踊り始めると、伊藤の目は体を動かすたびに揺れる碧の乳房に釘付けになった。
 エリックサティはわかったが、夢の中で流れているEDMの知識は伊藤にはなかった。誰の曲なのかわからないが、碧のダンスは曲にうまく合っていた。
 一枚一枚服を脱いでいくストリップにももちろん心は踊るが、こうして裸のまま踊る碧のダンスも悪くない。
 碧は音楽に合わせて腰を振り体をいやらしくくねらせる。そうしながら自分の体を這う碧の手は、誰かの淫靡な意志が乗り移ったように動いている。
 体が動くたびに碧の美乳が揺れた。美しい乳房はどんなに激しく揺れても美しかった。
 もともと伊藤は聖人君子でいるつもりなんてない。どうせ夢の中なのだ。やりたくなったら碧に飛び付けばいい。伊藤は長椅子から立ち上がり、音楽にのりながら踊っている碧の元に向かった。
 伊藤は碧を抱きしめてキスをした。碧は抵抗しなかった。それどころか伊藤の腰に両腕を回した。伊藤は碧にキスをしながら碧の乳房を揉んだ。予想通り張りのある乳房だった。伊藤は碧の乳房を揉みながら乳首を摘まんだりした。コリコリとした感じが指に伝わった。すると伊藤の肉棒が碧の手で掴まれた。そのとき、伊藤も夢の世界で自分が裸でいることに気付いた。
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