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千一夜
第19章 第四夜 線状降水帯 ③
 アルコール消毒の匂いで伊藤は目を覚ました。病院の匂いは好きではないが、この状況を好まない男はいないだろう。 
 伊藤はピンクの看護服を着た碧のスカートを捲り上げ、逆に純白の碧のパンティは膝まで下げた。そして伊藤は碧の脚を広げて碧のま×こに肉棒を挿入しているのだ。
 伊藤と碧は互いの体を愉しんでいる。ナース姿の碧は四つん這いになっていて、伊藤は犬の格好をしている碧を後ろから突く。正に獣の交わり。
 状況を把握すると同時に伊藤は肉棒に碧の膣圧を感じた。きついま×こ。本当に肉棒が食い千切られるのではないかと思うくらいに碧のま×こは締まっていた。
 伊藤は碧の腰を掴んで碧のま×こを突いている。看護服を着たままの碧。着衣プレイ。碧の背中から立ち上ってくるアルコール消毒の匂いが伊藤を刺激する。いつもなら顔をしかめたくなるような匂いだが、今だけは違う。碧と交尾していることがアルコール消毒の匂いでよりリアルに伊藤に伝わっている。
 伊藤は体を碧の背中に被せた。碧の体に自分の体を密着させる。両手を碧の肩の下から回して碧を抱え込むようにした。アルコール消毒の匂いが強くなった。伊藤は碧の背中を看護服の上から舐めた。そうしながらも腰の動きが止まることはない。
 アルコール消毒の匂い、そしてピストン運動。唯一残念なのは碧の声が聞こえないということだ。正直、音のないセックスは少しばかり味気ない。
 でも、まぁいい。碧が感じていようがいまいが、自分には関係ない。自分さえ気持ちがよければいいのだ。所詮碧はこの場だけの自分の慰め者だ。通りすがりの女に気を使う必要なんてないのだ。伊藤は腰を振りながらそう思った。
 そして伊藤は自分が射精間近だということに気が付いた。今までは気持ちのいいところで眠りに落とされた。だが、今は眠気なんて少しも感じない。それより体の中に溜まっていた精液を出したくて仕方がない。
 伊藤は雄犬のように必死に腰を振った。獣の交尾。碧の一番深いところで射精する。伊藤はそう決めていた。そのときだった。伊藤はこの暗闇の中に自分と碧だけでなく、誰かがいるような感じがしたのだ。碧のま×こを突きながら伊藤は目を凝らして暗闇の中を探った。
 いた。女の顔がぽかりと深い闇の中に浮かんでいる。
 伊藤はその女を知っている。女の名前は川上はるか。伊藤が初めて抱いた女だ。
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