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千一夜
第26章 第四夜 線状降水帯 ➉

ゆかりが腰を下ろしてきた。
やがてゆかりは自分の肉棒を右手か左手で掴んで肉棒の先を秘穴に当てる。そこから出てきた汁を亀頭にたっぷり付ける。そしてゆかりの雌穴が自分の肉棒を飲み込んでいく。伊藤はそう思った。
男と女の交わりのプロセスなんてそういうものだ。しかしその過程をどう愉しむのかは、交尾しようとしている男と女にしかわからない。
交わりの展開を愉しまない男と女はこの世にいないだろう。経緯こそがセックス、そう言っても過言ではない……おそらく。
快楽が伊藤の記憶を曖昧にしようとしているのか、伊藤が記憶を探ろうとするとすぐに頭の中が真っ白になる。ここで意味のない作業なんて必要ない。それよりゆかりの体を愉しむことが大事だ。正確に言えばゆかりのま×こ。びっしょりに濡れたま×こが自分の肉棒を待っている。伊藤は待ち遠しかった。早くゆかりの中に入りたい。
これだけうまく舌を使って男を気持ちよくさせているゆかりが処女であるはずがない。幼さは残っているがゆかりは男をいかせる術を知っている大人の女だ。
伊藤には予想がついた。ゆかりのま×こは間違いなく自分の肉棒を締めあげてくる。キツキツのま×こ。男を早くいかせる締りのいいま×こ。
腰を下ろしてきたゆかりだったが、ゆかりの手は伊藤の肉棒を掴むことはなかった。ゆかりは和式便器に跨るような格好をして伊藤をぼんやりと見ているだけだった。
ゆかりのその姿を滑稽だとは伊藤には思えなかった。もしかしたらゆかりは本当に自分の体に小便をかけたりするのではないか? それ思うと嫌悪よりも期待の方が伊藤の中で勝った。排泄しようとしているゆかりの格好に伊藤は興奮した。
「焦らすなよ、もういいだろ」
伊藤はそう言った後少しだけ後悔した。この光の世界で主導権を握っているのは自分ではなくゆかりだ。自分の言葉のせいでゆかりの気持ちが変わることを伊藤は恐れた。
「パパ、私に命令なんかしないで」
「悪かった。頼む」
ゆかりに従うしかない。従わなければ絶頂感を味わうことなくこの世界は消える。何となくだが伊藤はそう思った。
「ふふふ」
獲物を捕らえたゆかりの笑いだった。
「……」
伊藤は何も話すことができない。
「パパ、一つだけ約束してほしいことがあるの?」
「何だ?」
「このことママには絶対に内緒にしててね。パパと私だけの秘密。ふふふ」
やがてゆかりは自分の肉棒を右手か左手で掴んで肉棒の先を秘穴に当てる。そこから出てきた汁を亀頭にたっぷり付ける。そしてゆかりの雌穴が自分の肉棒を飲み込んでいく。伊藤はそう思った。
男と女の交わりのプロセスなんてそういうものだ。しかしその過程をどう愉しむのかは、交尾しようとしている男と女にしかわからない。
交わりの展開を愉しまない男と女はこの世にいないだろう。経緯こそがセックス、そう言っても過言ではない……おそらく。
快楽が伊藤の記憶を曖昧にしようとしているのか、伊藤が記憶を探ろうとするとすぐに頭の中が真っ白になる。ここで意味のない作業なんて必要ない。それよりゆかりの体を愉しむことが大事だ。正確に言えばゆかりのま×こ。びっしょりに濡れたま×こが自分の肉棒を待っている。伊藤は待ち遠しかった。早くゆかりの中に入りたい。
これだけうまく舌を使って男を気持ちよくさせているゆかりが処女であるはずがない。幼さは残っているがゆかりは男をいかせる術を知っている大人の女だ。
伊藤には予想がついた。ゆかりのま×こは間違いなく自分の肉棒を締めあげてくる。キツキツのま×こ。男を早くいかせる締りのいいま×こ。
腰を下ろしてきたゆかりだったが、ゆかりの手は伊藤の肉棒を掴むことはなかった。ゆかりは和式便器に跨るような格好をして伊藤をぼんやりと見ているだけだった。
ゆかりのその姿を滑稽だとは伊藤には思えなかった。もしかしたらゆかりは本当に自分の体に小便をかけたりするのではないか? それ思うと嫌悪よりも期待の方が伊藤の中で勝った。排泄しようとしているゆかりの格好に伊藤は興奮した。
「焦らすなよ、もういいだろ」
伊藤はそう言った後少しだけ後悔した。この光の世界で主導権を握っているのは自分ではなくゆかりだ。自分の言葉のせいでゆかりの気持ちが変わることを伊藤は恐れた。
「パパ、私に命令なんかしないで」
「悪かった。頼む」
ゆかりに従うしかない。従わなければ絶頂感を味わうことなくこの世界は消える。何となくだが伊藤はそう思った。
「ふふふ」
獲物を捕らえたゆかりの笑いだった。
「……」
伊藤は何も話すことができない。
「パパ、一つだけ約束してほしいことがあるの?」
「何だ?」
「このことママには絶対に内緒にしててね。パパと私だけの秘密。ふふふ」

