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千一夜
第4章 第一夜 三白眼の娘 ④
 この宴の主は黒川でなく涼子だった。涼子が幸恵の体に跨ったまま、体を黒川の方に向けた。今度幸恵が受け入れなければならないのは、母親の乳房からおま×こに変わった。
「幸恵ちゃん、ママのおま×こ舐めてね。これからママは旦那さんとキスするから」 
 涼子はそう言って、自分の秘部を幸恵の顔に擦り付けた。もちろん幸恵は顔を背けてそれを拒否した。涼子はそれを許さない。
「ほら、舐めないと苦しくなるだけだよ」
 涼子がおま×こを幸恵の顔に押し付けた。顔を背けていても、幸恵は息苦しくなった。
「死んじゃうよ」
 無慈悲な言葉を涼子は幸恵に投げた。涼子が自分を許すはずはない。仕方なく、幸恵は口から舌を出した。
「そうそう、ようやく舌が出てきたね。その舌でママのおま×こをぺろぺろ舐めるんだよ」
 ぺろぺろとはいかないが、幸恵は何度か母の秘穴に舌を入れいた。
「下手くそなガキ。旦那さん、キスして」
 涼子はそう言って黒川にキスをせがんだ。というより、涼子は自ら黒川の口の中に舌を入れた。
 主は涼子、黒川に口の中で涼子の下が暴れた。涼子の舌は制御不可能な雌の生き物に変身した。
 肉棒から伝わる快楽と、口で受け止める悦楽が一つに交わって黒川に向かう。
 3P。しかし、ただの3P ではない。同じ血が流れる母と子、そして自分。非道な世界に黒川の頭の中が混乱する。その動揺が黒川を興奮に導く。
「旦那さん、おっぱい気持ちいい」
 黒川は涼子のたわわな乳房を揉んだ。大きくて柔らかな乳。揉みながら人差し指と親指を使って涼子の乳首を摘まむ。
「旦那さん、すごくいい、乳首気持ちいい」
 涼子が叫ぶ。
 黒川は我慢できずに涼子の乳首にしゃぶりついた。先ほどまで幸恵が吸っていた涼子の乳首を黒川もまた吸う、吸って、吸って、また吸った。
「旦那さん、そんなに吸ったらミルクが出ちゃう」
 涼子の甘ったるい声。甘い声を出しても、涼子の体はあらゆるところから快楽を貪ろうとしている。
 涼子の腰が前後に動いているが黒川にはわかった。黒川は涼子の乳首を甘噛みした後、舌の表も裏もを使って涼子の乳首を転がした。
「旦那さん、それいい、ずっと続けて!」
 そう叫んで涼子は黒川の頭を掴んだ。黒川を逃がさない、逃がすものか、そんな意志が涼子の手には込められていた。
 宴の主は涼子、なのだから。
 
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