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千一夜
第4章 第一夜 三白眼の娘 ④
 黒川は早漏ではない。それは若いときから変わっていない。還暦の黒川はどちらかといえば遅漏だ。ところが幸恵を抱き始めて、挿入から射精までの時間が短くなった。確かに挿入時間が短くなったが、それとは逆に射精の回数が増えた。一晩で二度、いやあるときなど三度幸恵の中で黒川は発射した。そして二度目三度目の精液の量も決して少なくはなかった。
 黒川もそんな自分に驚いていた。さすがに自分も中×生に戻ったとは言えないが、それでも幸恵を何度抱いても萎えた肉棒はすぐに回復した。硬さを取り戻した肉棒はまた幸恵の体を求めた。
 幸恵を抱いた翌朝でも、若草の匂いが発散している幸恵の寝顔を見ているだけで黒川の肉棒は硬くなった。それどころか黒川は目覚めると勃起している肉棒に驚くことも一度や二度ではすまなかった。
「いきそうだ」
「えっ? 旦那さんもういっちゃんですか?」
 驚いた涼子がそう言った。
「ああ」
「旦那さんも中×生みたいですね。早くいっちゃう旦那さん何だか可愛いいわ」
「ああ、俺も幸恵と同じだな」
 黒川が正常位で果てるときのパターンは幸恵だけでなく涼子も知っている。涼子は幸恵の体を黒川に譲った。黒川が幸恵の体に覆いかぶさる。いつものように両腕を幸恵の背中から回して幸恵の体を抱えた。体を幸恵と密着させる。
 幸恵の体から離れた涼子は、黒川と幸恵の隣に座り幸恵のおま×こを突いている黒川の背中を母親がするように摩った。
「旦那さん激しいんですね。いつもそうやってガキを犯してたんですか?」
「……」
 黒川は涼子の問いかけに答えることができなかった。なぜなら、今黒川は幸恵の口の中に舌を入れて幸恵の舌を貪っているからだ。黒川の腰の動きも止まることなどなかった。極上のきつきつのおま×こだ。黒川のピストン運動が止むはずがない。
「旦那さんの男の匂いがたまらないわ」
 そう言いながら涼子が黒川の背中を舐める。今この状況で声を出せるのは涼子だけだ。
「幸恵、旦那さんは幸恵のおま×こが大好きなんだよ。幸恵のおま×こで旦那さんを気持ちよくしてあげなきゃいけないよ。わかったかい?」
 涼子が幸恵の頭を撫でた。幸恵の三白眼が涼子に向かうことはなかった。
 黒川の腰の動きが更に速くなる。黒川は幸恵がつぶれるくらいに幸恵を抱きしめた。黒川が自分の精子たちを幸恵の膣中に放流する。その瞬間が近づいた。
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