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第10章 第10章 奈々
翌週

前週と同じホテルのレストランに奈々と酒井の姿が
ワインを飲み干して奈々が口を開いた

「 部長が指示したのですか? 急に出張が入ったと
  大志が昨日言ったんですが ? 」
酒井が頷いて

「 奈々さんと 一緒に居たくてね 」
奈々が顔を赤らめワイングラスに手を伸ばし
見つめて来る瞳に、光が入り
酒井が差し出すボトルにグラスを差し出した


ダブルベッドを明るい光が照らし出す部屋の中央に
奈々は立ち止まり 酒井はそのままベッドに腰かけて
奈々を見つめ

「 裸を見せてくれるかな? 」
ジャケットを脱いでソファーに置いた奈々の動きが止まった

「 お部屋を暗くして、頂けます 」

「 二人だけだから、 」
少し躊躇した奈々は、白のブラウスのボタンを
上から一つ一つ外していく、腕のボタンを外し
白のキャミソールを頭から抜き去り、Eカップの乳房を
青い半カップのブラジャーが覆うのを見せ
スカートを降ろして肌色のストッキングに同じ色の
小さなパンティーが浮かび上がり見せて来る
ストッキングを降ろして奈々は困った顔で酒井を見て
諦めた様に胸の前でブラジャーの留を外して
大きな乳房が明かりの下に、パンティーを脱ぎ
手は股間と胸を隠して立って見せた
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