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第11章 第11章　麗と弥生

尚也との地獄の生活が、今まで普通に会話をして、
笑顔の向けていた尚也の目の中の狂気の光が
その日から、言われない事で罵倒され、お前は高卒だから
俺の言葉に従えば良いんだ、何時の間にか生活費は麗の
働いた給料から支払われ、足りないときは細々貯めていた
貯金を切り崩して賄い、毎日尚也の顔色を窺う暮らしに

体重は減り、日中も気が付くとボーっとすることが多く成り
仕事の中でミスが重なり、自宅へ帰ると
嫉妬深い尚也は、毎日の様に麗の携帯をチェックして
同僚からのメールを見て　こいつと付き合っているのか
なんだこの返事は、こいつに気が有るのか、笑い顔のマークを
いれて、　携帯を顔に押し付け、髪の毛を引き吊られ
麗は只謝るだけしか出来ない、

荒い息を吐き出した尚也は、麗に覆いかぶさって来る
何時も同じ・・・・　麗は体の力を抜いた
尚也の顔が近付いてくる、顔をそむけるわけには
いかない、唇が重なり舌が口腔内を蠢く
・・・・愛してる・・愛してる・・・
譫言の様に耳元で囁き、麗のジーンズのフォックを
外して、乱暴に下着と一緒に引き下ろし
慌てた様にベルトを外して、まだ濡れていない
膣の中へ膨らんだ陰茎を押し込んでくる、
痛みに顔をしかめ、体を投げ出して足を開いて行く
冷たい床に頬を付け　尚也が吐き出してくるのを
待ち受け続け、膣に押し込まれた肉棒に愛液が
絡み始め、微かな水音が出始め、尚也の腰が
激しく動いて、
・・・良いか？・・良いか？・・・
髪に添えられた手が髪を鷲掴み、耳元で囁いて来る
麗は只、目を閉じて頷いて見せ
子宮に熱い飛沫が当たるのを感じた時、
声を出して尚也を抱きしめて行く