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第4章 優菜
優菜は大学を卒業して 営業職で希望して就職して2年目に 
優菜の仕事から 社長秘書を命じられて 
片山の許で働いて居た 


社長は3年前に奥様を亡くして それ以後
仕事一筋で 仕事に時間に厳しく 
優菜の仕事に 異を唱える事は少なかった 
優菜も 片山の仕事の時間 スケジュールの管理 
時に出張に同行しても 部下として接して 
それ以上でも それ以下でも無い 
仕事の関係が続いていた

優菜は出社すると 
ビジネス手帳を開き スケジュールを確認して 
コーヒーを二つ抱え 社長室へ 
今日のスケジュールを伝え 社長の言葉を待ち 
手帳へ記入していく

パソコンにも同じ物が 入って居るが 
刻々と変わるスケジュールの 優先は 
紙に書いた物の方が 素早く判断を下せて 
優菜の仕事の中で 変えない部分でも有った

修司は しつこい位に 同じ事を 優菜の耳元で囁いて来る 
優菜も最後には 
・・・私が 良いと思った人 私が見つけた人なら・・・ 
修司に言った時の 修司の嬉しそうな顔に

優菜は 半分呆れて 
「 私が他の人に抱かれても 愛してくれるの? 」

修司は優菜を 強く抱き 

「 優菜を 愛してるよ 絶対嫌いに成らない 誓うよ }
耳元で囁いて来た

優菜が31歳を迎えた頃から 修司の顔色が悪く成り 
優菜を求める事も少なくなり
ベッドで 修司の溜息を 何度も聞いて 
優菜は 修司に切り出した

「 お仕事 大変なの? 」

暫く天井を見つめていた 修司が悲しそうな顔で 
優菜を見て 

・・・後 持って 半年かな 資金繰りが厳しい・・・
ぽつりと 漏らして 

初めて修司の目から 涙がこぼれた

「 どうして? 」
 
以前 修司の父親と話をした時は 取引先も安定して
工場を広げないと成らないと 聞いていた 
工場を広げ 取引も大きく成って居ると
優菜は 思っていたが 工場を拡張した時に 
襲った不況と 外国製品の価格に負け
取引先が先細りとなり 販路を求め 
日本中を探したが 価格に押され 返済費用が
重くのしかかり このままでは 
3か月後の手形の決済が 難しく 今は金策に
明け暮れていると 漏らした
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