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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第7章 Xmasな夜

「ちなみに今日琴美ちゃんを呼んだのは、松宮と俺が二人に会いたかったから。」
「..っ..」
戸惑っていると、首を傾げた。
「斉藤、好き。最後にもう一回言うから。今は見れなくても..可能性があるなら..付き合って下さい。」
「....私..」
正直、別れたばかりで付き合っていいのかとか、色々な感情が混ざって私は悩んだ。
真っ直ぐに真剣な目で見つめられる。
おそらく真田くんと一緒にいれば、確実に好きになると思った。
だから今でもドキドキしている。
「私...真田くんと....」
その時、
「あーいたー!」
「なんだーここにいたのー!?」
目が冷めたのか、都と清水くんがかけてきた。
「な、なんでっ..」
私が戸惑いながら聞くと、清水くんが苦笑した。
「それがさー、目が覚めたら、琴美松宮くんが..」
そこで都が恥ずかしそうに口を閉じた。
「二人が?」
真田くんが促すと清水くんが言った。
「俺たちが寝てる間に..出来たみたいでさ..なんか..ベッドでおっ始めやがってて..」
その言葉に真田くんが叫んだ。

