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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第8章 これからもずっと
「だって..咲の新しいワンピース可愛いくて我慢できなくて..」
そういって私のコートの下をみた。
「ばかっ!こんな電車の中で..」
私が焦っていうと、創が笑った。
夕方に予約していた映画まで、家でだらだらして、新しいワンピースを着たら、急に創が興奮したのだ。
結局その後私も流されるままエッチして、慌てて準備をして今に至る。
(創は相変わらず 体力ありすぎ..)
窓の外を見る創を見ながら、私はクスッと笑った。
「映画、案外面白かったねぇ~」
私が言うと、頷いてぎゅっと手を握った。
その時..
「あっ!百合じゃない?」
創が指さす方向を見ると、百合が男の子と手を繋いでいた。
二人で顔を見合わせて、ニヤっとする。
何故なら百合は、私たちに見せたことのないような甘~い顔をしてたから。
そっと後ろから近づき....