この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第9章 狂おしい程キミが好き
「百合ちゃんの親友さん..その節は何というか..どうも..」

俺は苦笑いしてお礼をいった。

「いえいえ。元サヤに戻ってよかったよ。」

咲ちゃんと創くんはニタニタしている。
二人の繋いでいる手を見て、俺は余計恥ずかしくなった。

(なんや..付きおうとるんか..俺はあん時なんちゅう勘違いを..)

「それにしても..百合ちゃんったら...」

咲ちゃんが俺と百合ちゃんの繋いだ手を見て意味ありげに言うと、百合ちゃんがパッと手を離した。

「ば、ばか!な、なによ!」

「あ....」

(手が..)

「ど~して手離すのよ~?幸せそうな顔しちゃって~」

咲ちゃんに冷やかされ、ふんっと顔を背ける百合ちゃんの手を、再び取ろうとすると、避けられた。

「百合ちゃ~ん..」

「は、恥ずかしいからっ!」

百合ちゃんが真っ赤になって言うと、二人がクスクス笑った。

「斎藤くん、帰ってきてるんだ。」

咲ちゃんに言われ、頷いた。

「今日はクリスマスやからなぁ!なんや、けしからん男に誘われた~ゆうからコレは帰らなアカン!思てな。」

「だから断ったって言ってんでしょ!」

百合ちゃんが怒ったように言って、ちょっとシュンとなる。
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ