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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第9章 狂おしい程キミが好き
「百合ちゃんの親友さん..その節は何というか..どうも..」
俺は苦笑いしてお礼をいった。
「いえいえ。元サヤに戻ってよかったよ。」
咲ちゃんと創くんはニタニタしている。
二人の繋いでいる手を見て、俺は余計恥ずかしくなった。
(なんや..付きおうとるんか..俺はあん時なんちゅう勘違いを..)
「それにしても..百合ちゃんったら...」
咲ちゃんが俺と百合ちゃんの繋いだ手を見て意味ありげに言うと、百合ちゃんがパッと手を離した。
「ば、ばか!な、なによ!」
「あ....」
(手が..)
「ど~して手離すのよ~?幸せそうな顔しちゃって~」
咲ちゃんに冷やかされ、ふんっと顔を背ける百合ちゃんの手を、再び取ろうとすると、避けられた。
「百合ちゃ~ん..」
「は、恥ずかしいからっ!」
百合ちゃんが真っ赤になって言うと、二人がクスクス笑った。
「斎藤くん、帰ってきてるんだ。」
咲ちゃんに言われ、頷いた。
「今日はクリスマスやからなぁ!なんや、けしからん男に誘われた~ゆうからコレは帰らなアカン!思てな。」
「だから断ったって言ってんでしょ!」
百合ちゃんが怒ったように言って、ちょっとシュンとなる。
俺は苦笑いしてお礼をいった。
「いえいえ。元サヤに戻ってよかったよ。」
咲ちゃんと創くんはニタニタしている。
二人の繋いでいる手を見て、俺は余計恥ずかしくなった。
(なんや..付きおうとるんか..俺はあん時なんちゅう勘違いを..)
「それにしても..百合ちゃんったら...」
咲ちゃんが俺と百合ちゃんの繋いだ手を見て意味ありげに言うと、百合ちゃんがパッと手を離した。
「ば、ばか!な、なによ!」
「あ....」
(手が..)
「ど~して手離すのよ~?幸せそうな顔しちゃって~」
咲ちゃんに冷やかされ、ふんっと顔を背ける百合ちゃんの手を、再び取ろうとすると、避けられた。
「百合ちゃ~ん..」
「は、恥ずかしいからっ!」
百合ちゃんが真っ赤になって言うと、二人がクスクス笑った。
「斎藤くん、帰ってきてるんだ。」
咲ちゃんに言われ、頷いた。
「今日はクリスマスやからなぁ!なんや、けしからん男に誘われた~ゆうからコレは帰らなアカン!思てな。」
「だから断ったって言ってんでしょ!」
百合ちゃんが怒ったように言って、ちょっとシュンとなる。