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第10章 Xmasは悪魔な日っ!?

シドがゆっくり身体を起こし、自分のモノに手を添えると私のソコにそっと押し当てた。

「ん..シド..好き....」

「優奈..俺もだ....」

悪魔だった時のような、ワシ、という呼び方はもうない。
けど外見も中身も全てが昔のシドのまま。
そしてゆっくり腰を沈めていく。

「ん....あ....」

「痛いか..優奈？」

ピクッと腰を止めるシド。
私は首を振って腰を動かした。

また動きを再開する。
シドの大きなモノで満たされていく。
全て入りきると、シドが熱い吐息を吐き出した。

「はぁ..優奈入った..中..気持ちいい..」
「..私も..シドとやっと一つになれた..」
胸が熱くなって涙が溢れる。
魔界で一度繋がったように、強引な手段としてではない。
心も身体も繋がって、私は嬉しかった。

奥の方からとめどなく溢れ出すのがわかる。
じんわり熱を持った奥が疼いてきた。

「はぁ..優奈の中、動く..やばい..」

「あっ..私もぉ..シド、動いていいよぉ..」

私が手を伸ばすと、その手を固く握りしめ腰を振った。

「んん..あっ..奥がっ..」

ｸﾞﾁｭｯ..ｸﾞﾁｭｯ..

ふわふわ浮く感覚に、鋭い快感が襲ってきた。
奥をグリグリと腰を回して刺激され、私をやり場のないような不安定な感覚で飲み込む。

「やあああっ...怖いっ..シド..シド!」

「ふっ..ゆ、な..締めすぎだ..っ」