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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第1章 あなたと初めて
私が言うと、引き出しから取り出したゴムをつけて、ソコに押し当てた。

私の緊張はマックス。

そして..

「あ..んぅ..いっ..」

体に走る痛みに顔を歪めると、おし進めていた腰を止め、私を心配そうに見つめた。
「早苗、痛い?やめとく..?」

首を振ると、ぎゅっと抱きしめられる。

(だって今日は大切な日だもん..)

そのまま痛みに耐えていると、篤が吐息を漏らし、止まった。

「はぁ..キツ..入ったよ早苗。」

「あ..ほん..と?」

ポタッと彼から落ちてきた汗が、頬で私の涙と混じった。

「ん..し、締めないで..」

苦しそうな顔で、私を見つめチュッとキスをする。

そして いい?と聞かれ、私が頷くと、ゆっくり動きだした。

「はぁっ..あっ..」

快感よりも鈍い痛みが走る。
でも熱っぽい顔で腰を振る篤を見ながら、私は幸せに満ちていた。

締め付けたのか彼がふと漏らす呻き声に、奥が濡れてくるのがわかる。

「んっ..あ..篤..好き..」

私が言うと、中のモノが大きくなった気がした。
じっと私を見つめ、耐えるような顔で腰の動きを早くしていく。

「早苗っ..俺も..好き、早苗が好きだ..うっ..」

もうそろそろ限界なのか、私の横に肘をつき顔を首筋に埋める彼を、私は引き寄せ締め付けた。

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