この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第2章 幸せは突然

「んう~?いいよぉ..どっかホテルいくからぁ..」

「多分、クリスマスだからどこも空いてないよ。」

「ん~..クリスマスなんてなくなっちまえ~!キリスト教信者でもないくせにぃ!」

私が叫ぶと

「そんな無茶苦茶な。そしたら俺の仕事なくなっちゃうよ。」

と苦笑いした。



それからどれくらい経っただろう?
目が覚めると、外は静かで私は何故かベッドの上にいた。

「..あれ..?いつ帰ってきたんだろ?」

見渡して、自分の部屋じゃないことに気づいた。
ベッドから降りようとした時、男がコップを持って部屋に入ってきた。

「あ、目覚めた?良子さん。」

「え..誰..?」

暗い部屋で顔が見えない。
すると窓から月明かりが差し込んできて、照らされた青年が見えた。

「あ、たしか元樹..くん..」

「良かった。覚えてたか。」

そういって微笑むと、私の隣に座った。

ギシッー

「良子さん寝ちゃってさ。あのまま店で寝かせたら風邪引いちゃうと思って...家に連れてきちゃった。ごめんね。」

「え!..あ、ううん..」

私はさんざん痴態を晒したことを思い出し、顔が熱くなった。

「今..何時?」

「んと....1時すぎ..かな。」

「ごめんね、明日仕事でしょ?」

「いや、いいよ。女の人1人にはできないし..俺も独り身だから気にしないで。」

そういって笑った。
/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ