パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 幸せは突然

チュッとキスすると、ゆっくり動き出す。
ポタポタ落ちてくる汗、小さく呻く声に体が一層敏感になる。

「はあっ..ああっ..」

えぐる様に動くと、限界まで引っ張り出す。そして勢いよく奥をつく。
若い体には限界がないのか、腰の動きが一段と早くなり、私は頭がおかしくなるかと思った。

「ぁ..も、もと..きくっんぅ！」

名前を呼ぶと、眉をしかめて顔をあげ、私の手に自分の手を重ね強く握った。

「りょ、りょーこっ..さっ..くっ..」

ざわざわとした快感と、言いようのない独特の不安定感が私を飲み込む。

彼のモノを逃がしまいと膣がキツくしまった。

（あっ..いい..もうイっちゃう...！）

「はっ..あっも..私っ..」

「いいよ..いって、良子さんっ..くっ」

その言葉で私は背中を逸らし、ビクビク震えてイってしまった。

脱力して荒く息をする私の中が蠢く。
しかしまだ彼は動きを止めない。

「やあっ..だめっ..壊れちゃうよぉっ！」
敏感すぎるソコを何度もつかれ、一瞬解放された快感が足元からまた戻ってくる。

頭がほわほわして何も考えられない。

「ああっ..くる..くるのぉ..！また..！」
もはや叫び声に近い声に、元樹くんが唸った。

「はあっ..おれも！もう出る！」

そういって抜こうとする彼を引き寄せ私は足を背中に回して腰を振った。

「だ、だめだよ良子さんっ！もう！」

焦ったように、しかしすぐさま激しく動く。
「中にっ..いいのっ！中に..あっ..やあああああ!」

私が元樹くんに抱きついたまま反り返ると、
「うあっ....！」

元樹くんも中に放出した。
体の中に暖かい感覚が広がり、私はポトッと回していた手をおとした。