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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第3章 思い出にはいつもキミが

大して返信も期待せず、私はポケットにしまった。

夫は真面目で几帳面。
会社なんて休んだこともなく、つきあいで飲みにいくことはあっても、普段は家にまっすぐかえってくる。

それが羨ましいと友達はいうけど、だからといって私たちは会話がなかった。

夕食を出しても、感想はない。
自分の部屋に入ると出てこない。
もちろん夜の営みなど、長男ができてからは一度もなかった。

(あの人、普段欲求不満とかないのかしら?)

掃除を終え、長男の遊び相手をしながら私は何となく疑問に思った。

私はというと、我慢できなくなることがある。
そんな時は見つけたサイトでラブグッズに頼っていた。
最近ではネットで遊び相手を見つけて、解消する人も多いらしい。
私にもそんな友達がいる。

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